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現代に置き換える「武士とは死ぬこととみつけたり」

与国真澄
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武士道箚記4話
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与国真澄

一般社団法人武士道の代表理事を務めさせていただいております与国真澄です。
失われた30年という長期不況のなかで、少しずつ少しずつ、衰退の一途を辿る日本。
その衰退を少しでも食い止めたい、いや、日本こそ本来、もっと繁栄すべき国だと信じ、啓蒙活動を続けています。

私たちは、日本の長い歴史の中で磨き上げられてきた「武士道」こそ、今取り戻すべきだと考えています。
天下国家・天下万民のために見返りを求めることなく、国を守り、民を守り、行動する人、
それが「武士」であり、その「武士」をつくるものが「武士道」です。

「武士とは死ぬこととみつけたり」

江戸時代から幕末にかけて、侍たちに大きな影響を与えた『葉隠』の一説です。

常に「死」を意識して生きることの重要さ、不惜身命で人生を生ききる大切さを喝破した言葉です。

かつての武士は、現代を生きる私たちに比べて「死」が身近にありました。
戦を生業とする武士は、戦で命を落とす覚悟が常々ありましたし、
戦国時代以降の江戸泰平においても、平均寿命は32~44歳と、今の約半分ほどです。

現代の私たちよりも「死」が身近にあり、「死」を意識していたことでしょう。

ですから「死ぬことと見つけたり」という言葉が机上の空論ではなく、自らの身に置き換えた上で「死ぬ気になって今を生ききる」という武士の死生観をつくったのだと思います。

翻って現代の私たちに「死ぬこととみつけたり」を問い直すなら、

「今日死ぬとして、あなたは何を成すか?」という問いかけが出来るでしょう。

今日が人生最後の日だったら、あなたは何をしますか?
今日という一日を、自分の命を使って、何をしたいですか?
自分の一日だけを考え、自分を喜ばせることに使うでしょうか。
自暴自棄になって、今まで我慢していた犯罪まがいのことをやるでしょうか。

今日死ぬとして、あなたは一体何を成したいのか。
自分の生きた証を、どのように地上に遺したいのか?

それを素直に問うた時、今の自分の「人物」というのが見えてきます。

これを日々、自分に問うこと。
一日一生のつもりで、全身全霊をかけて毎日を生きること。
これが、現代の私たちがなすべき
「死ぬことと見つけたり」だと、私は思います。

毎日の質を向上させることで、その人生の質を向上させることが出来ます。
何か大きなことを成すことがなかったとしても、歴史にその名を刻むことがなかったとしても、
全身全霊で毎日を生きることが出来たなら、その生涯に悔いは残らないでしょう。
自分の人生を生ききり、命を使い尽くした充足感に包まれながら、彼岸へと旅立つことが出来るでしょう。

あなたが毎日を、「死ぬ気」で生ききり、“高尚なる生涯”を遺すことが出来れば必ず、「誰か」に影響を与えることができます。

一人の人間が、命を懸けて紡いだ人生は、儚く消えることのない“神秘的な力”を持っているからです。
その影響を受けるのは、家族かもしれません。友人かもしれません。もしかしたら、会ったことのない「誰か」かもしれません。
その「誰か」の心に良き影響を与え、その「誰か」がまた、名も知らない「誰か」に影響を与える。
“高尚なる生涯”が人から人へと受け継がれ続けることで、私たちの“想い”は生き続けることが出来ます。
日々、自分が問い続けた「志」が、多くの人々の「志」と融和しながら、永遠に生き続けるのです。

多くの志を調和させながら生き続ける存在、それが“和多志(わたし)”であり、あなたです。

もう一度問います。
今日死ぬとして、あなたは一体何を成したいですか?
自分の生きた証を、どのように地上に遺したいですか?

その問いに答え、生ききることこそ
現代の「武士とは死ぬこととみつけたり」です。。

「武士道」は「道」ですから、「完成した」という限界はありません。
道を追究し続け、時代を変え、永遠に高められ続けるものです。

また、それぞれの「武士道」があることでしょう。
正解は、ありません。
だからこそ、多くの志を和する「和の心」が大切なのです。

多くの志を和して、来る「宇宙時代の”大和”」を、未来へ受け継ぐのは、
今を生きる私たちのなすべき仕事です。
過去を生きた先人に、現代を変えることは出来ません。
未来を生きる人々にも、現代を変えることは出来ません。
今を変えられるのは、今を生きる私たちのみ。
先人の志を受け継ぎ、未来を変えてゆきましょう。

今、地上に生きている私たちの使命は大きいですね!
ともに武士道を追究し、実践してまいりましょう。

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この記事を書いている人 - WRITER -
与国真澄

Comment

  1. アバター Ryo より:

    私は基本天邪鬼な人間で、このような文章読んでもふ~んと聞き流すようなタイプですが、
    真澄さんの発する言葉はすんなり受け入れられるし糧になる。栄養になるというのかな(^^;)
    ただ私が常々思っているのは、「何を成し遂げたか?」ということもそうですが、「如何ほどの人間に成り得たのか?」ということが重要だということです。何かのB級映画で聞いたセリフ「自分の人生は他人に説明する為のものではない、自分に説明する為のものだ」というのが何故だか頭を離れません。
    ともあれ武士道箚記、毎回楽しみにしています(^_-)☆

    • アバター 真澄 より:

      Ryoさん、いつもありがとうございます^^

      >>「自分の人生は他人に説明する為のものではない、自分に説明する為のものだ」

      これは、非常に大切な「心の持ち方」ですね。
      「道」を追究するにあたり、その「道」には自分一人しかいないものだと思います。
      ついつい、人の目を気にしたり、人と比較してしまったりしがちですが、
      「道」の追究は、誰かと競争するのではなく、自分との競争。

      >>「自分の人生は他人に説明する為のものではない、自分に説明する為のものだ」
      って、すごく分かりやすい言葉だなぁ~

      メェ~~

    • アバター Ryo より:

      ちょっと補足しますと、これを言ったのはグランドキーパー(球場を整備する人)の老人でした。
      その人がどんな地位にいようが、どんな仕事をしていようがそんなことはあまり関係なくて、それらを通じて何を見出すのか?どんな真理に触れるのか? あの世に帰るときには、どうせ全て脱ぎ捨てて行くのですから。

      ニャ~~

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