リメンバー「春分の日」

本日は春分の日。
「春分の日」は1948年制定され、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ための祝日です。
自然愛護。とってもいい感じの祝日!
ですが、
「自然をたたえ、生物をいつくしむために、祝日をつくったの?」
ってなんだか違和感を感じませんか?
1948年といえば、日本がアメリカとの戦争に敗れ、
GHQによって占領政策が行われていた真っただ中です。
戦後の混乱の中で制定された「春分の日」。
別に、GHQ(戦勝連合国)が自然愛護だったわけではありません。
(アメリカやイギリスをはじめとするアングロサクソンが、
日本人の自然を愛する気持ちの100分の1でも持っていたら、
インディアンも、アボリジニも、大量虐殺されずに済んだはず)
1948年に制定された「春分の日」は元々「春季皇霊祭」という名で呼ばれていました。
「春季皇霊祭」とは、皇室でとても大切にされている祭祀の一つで、
皇霊殿(歴代天皇・皇后が祀られているところ)で行われる“ご先祖祭”です。
八百万の神様が祀られている神殿で感謝を捧げる「春季神殿祭」も執り行われます。
一年のうちで昼と夜の長さがちょうど同じになるころを「お彼岸」といい、
日本ではこの時期にお墓参りをする習慣があります。
「彼岸」とは、簡単にいえば「あの世」のこと。
元は仏教用語です。
ある意味仏教では「彼岸に到る」ことを目的にしていますが、
それは「三途の川の向こう側に行く」という意味だけでなく、
本来、悟りの世界に至ること(涅槃寂静)を目的としています。
仏教では、彼岸・極楽浄土は「西」にあると考えられています。
年に二度、太陽が真東から昇り、真西に沈む日は、もっとも「彼岸」に通じやすいと考えられたため、春と秋に先祖供養をするようになったといわれています。
天照大神の血を引き、日本神道の最高神官であられる天皇陛下も、そのお彼岸に合わせて、「春季皇霊祭」を執り行い、日本を築いて来られた御霊に感謝を捧げているのです。
先祖の御霊とつながり、八百万の神々に感謝を捧げる日。
それが今日という春分の日、「春季皇霊祭」です。
1948年に制定された「春分の日」は、
「春季皇霊祭」から「霊」を取り、
ご先祖様や八百万の神々へ感謝を捧げる「報恩の心」を奪ったものです。
ですからこの「春分の日」は、
知らず知らず、日本人が霊を忘れさせられ、
唯物的にさせられた象徴の日
と言えるかもしれません。
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」
といえば、とても聞こえが良いですが、
「今さら何を???」
って感じです。
GHQからしてみれば、日本神道も悪魔の宗教でした。
「野蛮な人々を、武力で持ってでも導かねばならない」
という勝手な信念の下、こういった記念日を制定したのかもしれません。
しかし日本神道は、森羅万象全てに「霊」が宿るとされる「アニミズム(自然信仰)」の考え方を持った宗教です。
GHQからわざわざ記念日を制定されなくても、日本人(特に当時の人たち)にとっては、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」のは、
大人から子どもまで、至極当然、当たり前に持っていた感情だったのです。
それよりも、もっと高貴な想いを、戦前の日本人は心に宿していました。
日本人は、「大東亜戦争」において、
国が一丸となってアングロサクソンの侵略に立ち向かい、
アジアの解放を目指しました。
戦後、その目的は達成され、
多くの国が、植民地支配から解放されましたが、
益荒男・大和撫子の多くの命が散ってゆきました。
自分の人生だけでなく、家族のためだけでもなく、未来の日本のために散っていった方々。
彼らは「霊」を信じ、「彼岸の世界」を信じていたからこそ、
命懸けで生き、死ぬことが出来たのでしょう。
そうした先人の尊い命が積み重なって出来たもの、
それが「今日の日本」です。
私たちが日本語を話し、
お正月や花見を楽しみ、
日本の文化の中で人生を紡げるのは、
そうした先人の「命懸けの愛」があってこそ。
先人たちは、未来の私たちを信じ、
その人生を捧げて下さいました。
私たちもまた、
先人の志を受け、未来の日本人に
何かを遺していかなければ、この国は「日本」ではなくなります。
先人の偉業に想いを馳せ、感謝を捧げる「春季皇霊祭」。
その本来の意味を取り戻し、
先人の偉業を未来永劫受け継いでいく記念日として
「リメンバー春分の日」
と、勝手に叫びたい!!
この日に、「未来への決意」を固め、「行動する」こと。
これが何よりの「ご供養」かと、私は想います。
日本が日本であるために、
「今日」という一日を生き切りたいものです。
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先人へ感謝を捧げるひと時。
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Comment
おひさしぶりです
春季皇霊祭
分かりやすく勉強になりました
応援してます
頑張って下さい
ボクはボクなりに…
お久しぶりです^^
神戸ぶりですね!
自分らしく、頑張ってまいりましょう^^
「女子の武士道」
石川なんとかさん
すでにご存知かもですが、なかなか「女子の…」だと分かりにくいですが、面白そうです。
最近、知り合った女性に「前世療法」ブライアンLワイスの本を貸してあげたら、子宮の中や前世、前前世などのクリアな記憶を持っている方を告白してきました…