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神話から始まる日本

与国秀行
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日本では、為政者に天命を降してきたのは、天皇陛下だったわけですが、では天皇陛下とは、果たしていかなるご存在なのでしょうか?

そもそも日本なる国は、高天原より始まります。

ある日、高天原という天上界にお住まいになられている神々が全員集まり、はるか下界を見降ろしながら会議を開かれました。そしてイザナギ、イザナミというニ柱の神様をお呼びになられ、そして玉飾りのある美しい『天(あめ)の沼矛(ぬぼこ)』を渡して、「あの泥海(どろうみ)のようにただよえる国を整え固めよ」と命じられました。

二人の神々は、天の沼矛を手に持ち、高天原と下界をつなぐ『天(あめ)の浮橋(うきはし)』の上から、どろどろとした海原を見下ろしました。そして天の沼矛を降ろして、ゆっくりとかき回しました。

「こをろ♪こをろ♪」、そんな不思議な音が聞こえてきたといいます。

そこで、さっと矛を引き上げると、矛の先から塩のしずくがポタポタとしたたり、積もり固まり、やがて塩の球となりました。この球は自(おの)ずからコロコロと転がったので、『おのころ嶋』と名づけられました。これが淡路の「オノコロ島」、地球の誕生でございます。こうして本島は5つ、離島は6847つ、合計6852からなる日本の領土・「大八洲国(おおやしまぐに)」が誕生していきました。

二人の神はさっそく出来たばかりの『おのころ嶋』に降り立ち、まず最初に『天(あめ)の御柱(みはしら)』を立てました。天の御柱とは、神霊が昇り降りするための、とても太くて高い柱で、大地と宇宙を結ぶ大切な役目をしております。つぎに『八尋殿(やひろでん)』という大きな宮殿を建てました。

そしてイザナギ・イザナミの二柱の神様は、『天の御柱』の周りを回りました。イザナギは左から、イザナミは右から回り、二人が出会ったところで、先に女神であるイザナミから「あなにやし、えをとこを(ああ、なんて素敵な男性!)」、後から男神であるイザナギが、「あなにやし、えをとめを(ああ、なんて素敵な女性!)」と見つめ合いました。

二人の神々は国を産むにあたって、お互いを褒め讃える言葉をかけあったのです。しかし子作りの際に、女神であるイザナミから先に男神のイザナギに声をかけた事が原因で、不具の子「水蛭子(ひるこ)」が生まれました。

この水蛭子は神としては不完全で、三年たっても足腰が経ちませんでした。二人は泣き悲しみながら、この子どもを「葦(あし)船(ぶね)」に乗せて流しました。海に流された水蛭子は、兵庫県西宮の「摂津国西の浦」に流れ着き、土地の人々に拾われて育てられ、「戎三郎(エビスサブロウ)」と呼ばれました。この戎三郎は戎大神(えびす大神)として、今も西宮神社で祀られております。次に『泡嶋』が産まれましたが、やはり泡のように浮かび漂うばかりで人の形にはなりませんでした。

「善い言葉を言えば、善き言霊となり、幸せになり、悪い言葉を言えば、悪しき言霊となり、不幸になっていく」、しかし確かに善い言霊を使ったのに、どうしてこのようなことになったのか、二人の神々は、他の神々に相談するために、ひとまず高天原に帰ることにしました。神産みが上手くいかない原因を、女性の方から声をかけたことだと知ったイザナギとイザナミは、前と同じように左右に分かれて『天の御柱』を廻り、今度は男のイザナギから、「あなにやし えをとめを(ああ、なんて素敵な女性!)」と善き言葉かけ、続いて女のイザナミが、「あなにやし えをとこを(ああ、なんて素敵な男性!)」と善き言霊をかけました。

そして神々は、「みとのまぐはひ」、すなわち男女の交わりをされました。すると次から次に、立派な子が産まれはじめたのです。そして黄泉(よみ)の国から帰ってきたイザナギが、黄泉の汚れを落とした時に、最後に生まれ落ちた三柱の神々を「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と云い、イザナギの左目から生まれたとされる太陽神を「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と云い、イザナギの右目から生まれたとされる夜を統べる月神を「月読命(つくよみのみこと)」と云い、イザナギの鼻から生まれたとされる海原の神を「須佐之男命(すさのおのみこと)」と云います。

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  1. アバター 伊東潤 より:

    大変、勉強になりましたいつもありがとうございます(^.^)これからも配信宜しくお願い致します

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